考え方の違う姑との付き合い
姑との溝が生まれる理由
姑との関係に溝ができるのはどうしてなのでしょうか。以下に、考えられる理由を挙げてみました。
・家庭環境の違い
姑の家庭と自分の育った家とでは、ライフスタイルが大きく異なることがあります。とりわけ料理や掃除といった家庭内で行う作業のやり方に関しては、自分の母親と比べて違和感を持ってしまうことも多いようです。また家庭環境の違いは、しばしば物事の考え方や発想の相違にもつながります。
・世代間のギャップ
年が離れているために、なかなか相手との距離が縮まらないということも。世代が違うと趣味や好きなもの、好みの芸能人などに違いが出やすくなり、共通の話題を見つけづらくなるからです。
・地域差
義父母とともに夫の地元で暮らしている女性が感じやすいのが、その地域の特性です。自分の出身地にはなかった風習になじむことができず、彼の家族からのサポートも得られない場合は、つらい思いをする可能性があります。
・一方的な敵視
姑の中には、嫁のことを「息子を奪った女性」として見る人もいます。この場合、嫁の方がいかに丁寧に接することを心がけたとしても、姑の態度は厳しいものになりがちです。
姑の言葉どう対応するか
何かにつけて口出ししてきたり小言を言ってきたりする姑には、どのように対応すれば良いのでしょうか。ここでは、感情的にならない対処法を紹介します。
・余計なことを言わない
姑がストレートかつ感情的になるタイプであれば、むやみに反論せず相手が静かになるのを待つのが手。表面的にはしっかり話を聞いている態度を見せつつ、心の中では真に受けないようにするのが得策です。
・独り言だと思っておく
些細な小言は、姑の独り言だと思うようにしてみましょう。言葉は悪いかもしれませんが、「所詮は他人」と思って受け流すのが良さそうです。聞き流したらすぐに忘れるようにします。
一定の距離を保つことが大事
どうしてもお姑さんが苦手…という方は、無理にコミュニケーションをとろうとせず、距離を置くことも大事です。しょっちゅう会わないようにしたり、近くに住まないようにしたりすることで、相手だけが主導権を握ることを避けられるかもしれません。同居をしている方であれば、笑顔であいさつをしたり、必要なやりとりをしっかり行ったりした上で、あまり干渉しないようにしてみてはいかがでしょうか。また、理不尽なことを言われた時は夫に相談し、力を借りることも検討してみましょう。