毎日しなければいけない家事
代表的な家事を紹介
結婚した女性の家庭での大きな役割の一つに家事があります。家事と一言で言ってもやらなければいけない事は多岐にわたります。最近は家事や育児に対して積極的な男性も増えているようですが、実際には多くの時間を仕事に取られてしまうケースが多く、女性に家事のほとんどを任せてしまっているという家庭はまだまだ多いと言えるでしょう。では、具体的にどのような家事を限られた時間の中でこなしているのでしょうか。代表的な家事の内容から順番にみていきましょう。
毎日の料理
まずは一日三食分の料理です。朝食、昼食(お弁当)はまとめて朝のうちに準備する必要があります。料理にはバリエーションが求められ、栄養のバランスを考えた上で作っていかなければなりません。実際に料理をする事ももちろんですが、その前の段階である食材の買い出し自体も大切な仕事です。細かいところで言えば、食材の管理や調味料の補充なども行う必要があります。
家族分の洗濯
夫婦と、子どもがいればその分の洗濯物が毎日出ます。一緒に洗濯機に入れて洗える物が多いですが、汚れや衣類の種類によっては個別に洗濯する必要があります。洗濯機を回した後はそれらを干し、乾いたらたたんで収納します。また、中にはアイロンがけが必要な物もあります。
色んな場所の掃除
玄関や廊下、リビング、さらにキッチンやお風呂、トイレといった水回りなど、掃除をしなければならないところは沢山あります。家庭を持てばその分部屋も多くスペースも広く、一人暮らしの時とは規模が大きく違います。特にキッチンは食材を扱い料理を行う、いわば生活の基盤となる重要な場所なので念入りに掃除を行う必要があります。シンクや排水溝を綺麗にして、ガスコンロや換気扇に付いた油を取ります。食器類も毎日洗う必要がありますし、食材が入っている冷蔵庫もこまめに整理しなければなりません。また、水回り特有の悩みである、カビの対策も必要です。
その他にもある
上記の代表的な家事以外にも、ティッシュなどの生活必需品の買い出しもあります。子どもがいれば保育園や学校への送迎、またはイベントの参加。場合によってはご近所付き合いが必要な事もあるかもしれません。
とある調査によると、これらの家事にかかる時間は一日のうち4時間ほどと言われています。結婚後も働いている場合、これらに加えて仕事の時間や通勤時間があります。フルタイムで働いている女性の場合、すべて効率よくこなしたとしても、自分の時間はほとんど取れない事になります。このように、家事は生活にとって非常に大切でありながら、同時に大変なものでもあるのです。