安心の託児所付きの職場
保育園不足の中頼れる存在
最近は保育園などに入れない「待機児童」が社会的な問題となっています。保育園に落ちた親が綴った「日本死ね」のブログが社会的に大きな反響を呼び、記憶にも新しいところです。子どもを預ける施設や保育士の不足が進行し、子どもたちに対しての十分な受け皿を国として用意できていない状態です。保育園に入れなくとも両親に預ける事ができるといいのですが、核家族化が進みそれも難しい家庭が増えました。
そんな中、働く女性にとって心強い味方となるのが託児所付きの職場です。社内託児所は企業が運営する保育施設で、その職場に勤めている人が利用できる託児所です。現在託児所付きの職場は全国に4600件ほどあると言われています。さらに、その数は年々増加傾向にあるようです。
託児所のメリット
託児所のメリットは単に子どもを預ける事ができるという点だけではなく、非常に安心感があるという点です。保育園に預けるよりも距離が近いため、何かあった時にすぐに駆け付ける事ができますし、そういった安心感があるためしっかり仕事に集中する事もできます。
急に体調不良を起こした時のお迎えなど、何かと不安な事もあるかと思います。そんな時託児所有りの求人なら、お子さんを預けてしっかりお仕事に打ち込めますね。
引用元：看護のお仕事
こちらの引用元サイト「看護のお仕事」では、看護師向けに託児所付きの病院のメリットを紹介しています。また、特集として託児所付きの病院の求人を紹介しています。こういったサービスも活用しながら、託児所付きの職場を探しましょう。
先ほど託児所付きの職場は全国で4600件ほどと紹介しましたが、その中でも医療機関の割合がもっとも多く、託児所を設置している施設は2800件ほどあるようです。子育てをしながら働く看護師の女性は、まずは託児所付きかどうかを職場選びの第一条件とすることをおすすめします。
普及は進んでいる
社内託児所は認可外の保育所になります。ですが、一般的な保育園よりも預かり時間が長いケースが多いです。というのも、その企業や施設が運営しているので、どのくらい預けられる時間が必要なのかを把握しているからです。ですので、時間のリミットを気にしながら焦って仕事をする必要もありません。
また、条件を満たせば社内託児所を設置した企業や施設に対して助成金を出すなど、国も積極的に託児所付きの職場を普及させるために取り組んでいます。
